風俗には変わったお客さんが来ています

風俗に来て何もせずに帰っていくお客さん

風俗に来るほとんどのお客さんは、性欲処理です。

それにも関わらず、部屋に入っても何もしない人も稀にいます。

4年続けた風俗業の中で10人ほどですが、やはり風俗嬢として色々気になるんですよね。

もし自分が好みと違うのであればチェンジも出来ますよ、と言うのですが「誰でも一緒」だといいます。

奥さんや彼女に操を立てている人もいれば、風俗や風俗嬢というものに明らかな嫌悪感を示している人も…。

こちらからすると「じゃあ、来るな!」と言いたいところですが、付き合いなら仕方ないですよね。

普通に話をしてくれる人だったので、プレイ時間中はずっとおしゃべり。

わりと意気投合した部分もあり、風俗に連れてこられるたびに指名してくれましたが、何度指名されてもプレイに入ることはありませんでした。

今となれば、彼の奥さんや彼女が羨ましいですね。

営業の為に来店し、何もせずに帰って好印象を与えるという風なホストの人もいました。

もちろん自分の名刺を手渡していくのですが、すぐにゴミ箱にポイです。

風俗嬢も仕事としてここにいるのですから、何らかのアクションは欲しいものです。

ホストの人だって、店に来てお酒も呑まず黙っている女性は嫌でしょう?
何もせずに帰っていく人に出会うたびに「勿体無い」と思っていました。

 

舐めたがりやのお客さん

自分の事は良いから、とにかく触らせてくれというお客さんがいました。

店では割と有名な人で、モニターでその人が来るたびに「誰が指名されるんだろう?」と、控え室で風俗嬢たちはドキドキ。

ヘルスだったので、シャワーがあるだけマシだったのですが、その人は全身を舐めるのがとても好きな人です。

まだ仕事が残っていることや、こちらの髪が乱れることもお構いなしで、耳や指の間。

足の先までキレイに舐めます。

正直、良い気分ではありませんでした。

これが彼氏だったら、丁寧な人だと思い好感度も上がるかもしれませんが、相手はお客さんです。

しかも60代くらいの…。

髪の際やメイクをしている目元なども舐めるので、風俗嬢側としては最悪です。

私も幾度か彼に指名されたことがあるのですが、その日は唾液臭がのきません。

そんな悪癖のあるお客さんですが、決して彼の事を拒否する子はいませんでした。

それはいつも手土産を持参してくれたり、「ごめんね」と気遣ってくれる姿勢が見えていたからです。

トークも軽快で面白いし、とても良い人なんですよね。

風俗嬢たちは指名されると「最悪だ」と言いながらも、どこかで「彼だから仕方が無い」と思いながらプレイしていました。

暇な曜日や時間を狙ってきてくれるのも、ポイントが高かったかもしれませんね。

ちなみに、五反田デリヘルの店舗一覧なんかを見ると、顔面騎乗専門店なんかもあるようで、意外と舐めたがりな男性って多いのかもしれないですね。

 

チップをくれるお客さん

風俗は、決して安いお金ではないと思います。

ピンサロやセクキャバは単価が安い方ですが、それでも1時間未満の間に1万は取られてしまいます。

ヘルスだと1万超えますし、デリヘルだと2万は行きますよね。

お店の人は「延長を取れ」と言いますが、安いお金ではないと知っているからこそ、風俗嬢としては時間内にプレイを終わらせてあげたいもの。

それが次回の指名につながる事を、お店の人より風俗嬢は知っているのかもしれません。

ですが、中にはプレイを終えた後チップをくれる人がいました。

理由はいろいろです。

上司や接待相手から風俗代を貰ったけれど余ったから。

私を気に入ってくれたから。

タクシー代として千円を。

「おなかすいた」というトークの後、「これでお弁当でも」と差し出されたチップもありますし、新発売のビールの話をした後に「これで試し飲みしなよ」と言って手渡してくれるチップもありました。

どのような理由にしろ、私達風俗嬢にとってチップを貰うという事は自信に繋がります。

お客さんに気に入ってもらえなかったら、どれだけ邪魔なお金であっても風俗嬢に手渡すことなんて無いですよね?
気に入ってもらえた証というのは大げさかもしれませんが、例え500円でもチップを手渡してくれる気持ちというのは嬉しいものでした。

 

風俗の匂いを嫌がるお客さん

『風俗の匂い』を気にするお客さんがいます。

デリヘルはホテルに備え付けられている備品を使用するので何かしらの香りがあります。

ピンサロで使う消毒液の匂いも結構キツイので、嫌がるお客さんもいます。

そのような匂いが付くのを恐れ、シャワーや消毒を拒否するお客さんがいるのですが、説得するのが大変です。

多分、奥さんや彼女にバレることを怖がっているのでしょうが、不衛生な状況で病気を貰うことの方が怖いと思います。

また受付で「香水をつけていない女性」を指名するお客さんも多くいるようです。

風俗で働いている女からすると、風俗くらいいいじゃないと思うのですが、一般の女性はそう軽く流すことは出来ないんですよね。

『風俗=浮気』だという女性もいるらしいので、男性は大変です。

このようなお客さんに対応するために、ヘルスでは無味無臭のローションやボディーソープを使用しています。

最近のデリヘルでは、匂いのしないソープを風俗嬢が持参しているところもあるようですね。

お客さんにとって、風俗バレが怖いということを知っているからこそ、ローションが残らないように丁寧にシャワーをかけてあげたり、過度な香水や衣服を身につけた状態でのスキンシップを控えたりする嬢は多いです。

 

お客さんは新人が好き

私が初めて働いた風俗は、ピンサロです。

たくさんの風俗求人情報サイトを何日も見て、最終的には自分の住んでいる川崎ではなく横浜風俗求人のページに載っていたお店から選びました。

いくつかの観葉植物やパーテーションで区切られた空間の中で、男性に触れます。

当時18歳だった私にとって、このようなオープンな場所でプレイすることは初めてでしたし、経験人数もそう多くはなかったので「上手に出来るだろうか」と言う緊張がありました。

それでも、お客さんにとって入ったばかりの女の子というのは人気があるようでした。

私の初めてのお客さんは、お店にとって馴染みの人でした。

お店側が気遣ってくれたんでしょうね。

風俗遊びに慣れたお客さんだったので、その人から色々とプレイについて教わりました。

こんなに馴れていない女の子を指名して大丈夫だったのかな…?とプレイの後心配になりましたが、風俗暦を重ねる毎に、男性は初物好きだということを知ります。

入店して3ヶ月は指名パネルに『NEW』マークが付いていましたし、指名が結構あります。

どのお店に移動してもそうです。

しかし、その『NEW』マークが消えると指名が少し減るんですよね。

きっと初々しい風俗嬢を求めているのでしょう。

私の最初のお客さんも、かなり初々しかったであろう私の拙いプレイを楽しんでくださっていれば良いなと思います。